いよいよ本格的に梅雨入りして、
湿気に悩む季節になりました。
そこで活躍するのが、
ホームセンターなどで買える除湿剤!
我が家でもクローゼットや押入れなど
あらゆる所に置いています。
でも、
水がすぐに溜まることが悩みの種。
気づくとたいてい、
どこかの場所で
取替え目安まで水が来てませんか?
3つで200円弱というお手頃価格とはいえ、
水がすぐに溜まると
いくつも買う必要があってお財布が痛いです。
そこで今回は
再利用はできないの?
除湿剤の交換を
少し先でも延ばしにする方法はない?
など調べてみました!
除湿剤は再利用できないの?
素朴な疑問ですが
除湿剤は、再利用できないのでしょうか?
2回使えたら節約になるな~!
なんて思ったのですが、
どうやら再利用はできないようです。
除湿剤の仕組みは、
塩化カルシウムという
粒々の成分が空気中の水分を吸着し、
水溶液として容器に溜まる仕組みです。
容器に溜まっているのは
単なる水ではなくて
塩化カルシウムが溶けた液体です。
湿気を吸着する成分がなくなっているため
再利用することができません。
すぐに溜まる水、何か対策は?
除湿剤の水がすぐに溜まるということは
除湿剤の成分が湿気を吸って
しっかりと仕事をしてくれているということ。
湿気を取る対策をしないと、
いくら除湿剤があっても足らないですね。
再利用ができないということも
わかったことですし、
他に湿気を取る対策をして
除湿剤の水がすぐに
溜まらないようにしましょう!
1.風通しを良くする
クローゼット・押入れ・
洗面所・玄関など
湿気が溜まりやすい場所の
扉を定期的に開けて
風通しを良くします。
・晴れた日に窓を全開にする
・扇風機を使って直接風を送る
など方法はありますが、
中に物がぎゅうぎゅうに入っていると
風が行き渡りません。
クローゼットの衣類など
すきまができるように物の量を
調整してください。
2.換気扇を使う
気密性が高いマンションなどは
特に湿気がこもりやすいです。
冬場の結露もものすごいですよね。
洗面所や浴室、
台所などの換気扇を回して、
家全体の換気を行います。
3.炭を置く
炭には目に見えない細かい穴があります。
その穴が湿気を吸収してくれて
嬉しいことに消臭効果もあります。
天日干しをすれば、
効果がよみがえるエコなアイテムです。
4.新聞紙を置く
新聞紙は広げて下駄箱に敷いたり、
棒状にして
湿気の溜まりやすいスペースに置くなど
スペースに合わせて形を変え、
しっかりと湿気を吸ってくれます。
新聞紙のデコボコした材質が
湿気を吸い取ってくれます。
新聞紙を読んで捨てるだけでは
もったいないですね!
5.重曹を使う
ここ数年、ナチュラルクリーニングで
よく使われている重曹。
重曹は吸湿もしてくれます。
重曹を容器に入れるだけでいいのですが
ひっくり返すと
粉を集めるのが面倒なので、
上にガーゼをかぶせて輪ゴムで抑えます。
除湿剤と同じように、
湿気が気になる場所に置きます。
重曹がサラサラの状態から、
少し固まるようになってきたら
交換の目安です。
湿気を吸った重曹は捨てずに
トイレや浴室を掃除する時に
再利用できます!
すぐに溜まるのを放置しておくと
除湿剤は取り換え目安の時に
水を捨てないと、
吸湿できる量の上限を超えて
あふれだすこともあるそうです。
温度・湿度がとても高いところでは、
「吸湿量の上限」を超えて溢れ出すことがあります。出典 オカモト「水とりぞうさん」使用上の注意
漏れ出した液は、
革製品に着くと縮んだり、
床に着くとベトベトになります。
掃除は大変ですが、
普通の水と違って自然に蒸発しないため
根気よく拭き取ることが必要になります。
そのままにするとカビや錆の原因にも
なりますので、
こういったことにならないためにも、
取り換えの目安を守って使いたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
除湿剤は
コンセントがないところでも使えて、
手軽なのでとても重宝しています。
ご紹介した対策とともに
上手に使っていきたいと思います!
1つでも参考になることがあれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。